美容皮膚科
レーザー治療
性別を問わず、様々な年代の方がレーザー治療を受けられています。
シミやあざは、皮膚の中のメラニンという色素が異常に増加し、正常皮膚の色よりも茶色や黒色に見える状態のものです。QスイッチYGレーザーは超短パルス照射(10億分の一秒)と高いピークパワーで照射することにより、一気にメラニンにエネルギーが吸収され、周囲に放熱される前にメラニン顆粒が破壊されます。これにより周囲組織に熱ダメージを与えることなく、シミを治療することができます。
▶︎治療の対象となる疾患
老人性色素斑
雀卵斑(ソバカス)
太田母斑
後天性真皮メラノサイトーシス
異所性蒙古斑
※ 太田母斑、異所性蒙古斑は他のレーザー機種では健康保険で治療することができますが、当院のQスイッチYGレーザーは保険治療を行うことはできません。
料金
※下記料金は、すべて消費別表記となっております。
※15mm以上の病変や複数照射する場合はご相談ください。
• 長径 3mm未満……3,000円
3mm以上5mm未満……5,000円
5mm以上10mm未満……10,000円
10mm以上15mm未満……15,000円
• カウセリング料金として別途1,000円かかります。
治療の流れ
① 洗顔
メイクや皮脂の汚れを落とします。(顔の治療の場合)
② 肌画像カウンセリングシステムで肌の状態を客観的に評価します。
③ レーザー照射
肌質や症状に合わせ、適切なエネルギーを設定し、治療を行います。小さいものや小範囲の場合、我慢できる程度の痛みですが、痛みに弱い方は医師にご相談ください。
④ 治療後
治療部位に軟膏を塗り、絆創膏などを貼ります。照射後約2週間および1ヶ月後、3ヶ月、6ヶ月後に受診していただき、経過の確認をいたします。
レーザー照射後の経過
〜炎症後色素沈着について〜
照射後数日:痂皮(かさぶた)ができますーかさぶたが取れるまでは絆創膏を貼って保護します。
2週間後:かさぶたが剥がれて、ピンク色に見えます
その後、徐々にまた褐色になり、場合によっては元のしみより濃くなることもあります。(炎症後色素沈着)
炎症後色素沈着はシミ治療で半数以上の人に生じますが、3ヶ月から半年で消退します。
Q&A
Q1. 治療は痛くありませんか?
A1. 治療部位や色の濃さによって異なりますが、パチンと輪ゴムではじかれたような痛みがあります。我慢できる程度の痛みですが、痛みに弱い方は、医師にご相談ください。※痛みの感じ方には、個人差があります。
Q2. 治療回数はどのくらい必要ですか?
A2. シミは、1回の治療で効果を実感できるものが多く、あざで色の濃いものや大きいものなど、症状によって複数回の治療が必要です。 ※治療のあらわれ方や治療回数には、個人差があります。
Q3. 治療後すぐに、メイクできますか?
A3. 治療部位を避けていただければ、メイクができます。
Q4. 治療期間中に気をつけることはありますか?
A4. 日焼け止めや帽子などで紫外線対策を心がけてください。また、こするなどの刺激を与えないようにしてください。
症例 <老人性色素斑>
メーカー資料より
※効果のあらわれ方には個人差があります。